Veo Camera ユーザーレビューブログ

Veo、ライブ配信を一部地域で外部配信サーバーにも開放

Veoは、2023年末、同社のサポートサイトにおいて、Veo Cam 2で実現しているライブ配信を外部配信サーバーに対して行う手順について説明したページを公開した。

公開されたページによると、この機能が公開されているのは、オーストラリア、オーストリア、フランス、スペイン、イギリスのみ。追って、全世界で利用できるようになる予定。

また、利用するにはVeo live-streamingのサブスクリプションを契約していることが必要。

利用できる地域では、クラウドサービスのWeb管理画面、右メニューからVeo Liveを選択すると、Stream Destinationsページが表示される。

【2024年1月8日追記】日本国内のアカウントからも、Stream Destinationsページの表示を確認した

この画面で「カスタム(Custom)」を選択すると、外部配信サーバーの設定を入力する画面になる。

入力する項目は以下の通り。

  1. custom destinationの名前を追加
  2. RTMPエンドポイントURLを入力。これは通常、接続先のストリーミング・プラットフォームから提供される。
  3. ストリームキーを入力。これも通常、接続先のストリーミング・プラットフォームから提供される。

外部配信サーバーの設定を完了させると、いずれのサーバーをデフォルト(default)にするかの選択が可能となる。この選択はいつでも変更可能。

これにより、Veo Cameraアプリからライブ配信を開始する際に、デフォルトに設定したサーバーが選択肢に最初に表示されるようになる。
外部配信サーバーへの接続を完了するには、RTMPエンドポイントURLとストリームキーの入力が必要。

なお、この外部配信サーバーの選択が可能となるVeo CameraアプリはiOS版のみで、Android版は開発中となっている。

また、FAQによると、対応している外部配信サーバーは、カスタムRTMPサーバーのみとなっており、事前に定義されたソーシャルメディアへの対応は開発中となっている。