Veoは、試合映像のフルダウンロードが可能な期間を12ヶ月とするデータ保持ルールの変更を行い、2024年5月1日より適用することを公表した。
すでに、サブスクリプションの各プランにデータ保持期間を12ヶ月と記述はあったが、この適用開始を改めてアナウンスしたものとなる。
これに伴い、Veoでは、”Important update to our storage policy“というページを開設し、改めて説明と理解を求めている。
このページでは、データ保持ポリシーの変更理由として、持続可能性の観点から二酸化炭素排出量の削減も挙げられている。
また、6ヶ月間以上経過した試合映像へのアクセスは1%未満であり、同様に6ヶ月以上経過した試合映像にアクセスするユーザーも1%未満であったとしている。
新しいデータ保持ポリシーでは、サブスクリプションのすべてのプランで、試合映像データは12ヶ月間保持されたのち、削除される。なお、スタータープランのみ、この期間は6ヶ月となっている。
ただし、ハイライト映像はAIが生成したもの、ユーザーが作成したもの、いずれも削除されることはなく、サブスクリプション契約が継続される限り、試合映像リストやPlayer Profileから観ることもダウンロードすることもできる。
新しいデータ保持ポリシーは2024年5月1日から適用され、削除日が近づいた試合映像データがあるユーザーには、管理画面でその旨が案内される。該当の試合映像をフルダウンロードしたい場合は、30日以内にダウンロードする必要がある。
一括ダウンロードの手段は提供されず、ユーザーは1試合ずつダウンロードする必要がある。
またVeoでは、データ保持期間を延長するサブスクリプションプランの検討もしているが、導入時期は未定であり、ユーザーにはダウンロードでの保存を推奨するとしている。