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Veo、Veo Editor をアップデートし、インターフェイスも刷新

Veoは、クラウドサービス上の試合映像を管理・編集するVeo Editorをアップデートしたことを発表しました。

アップデートに伴う主な変更点は以下の通りです。

インターフェイスの刷新

従来は画面の左上に試合映像を置き、各種ツールが画面右と画面下に配置されていました。
これを、試合映像を中心に置き、各種ツールは画面右端のメニューバーの中に配置されたアイコンから呼び出す形に変わりました。
また、右下のTimelineアイコンをクリックすることで、従来の画面構成に戻すことができます。

新機能:ジャーナル

画面右メニューバーの一番下のアイコンから呼び出すのが、新しい機能、Journal(ジャーナル)です。
試合映像に対して、コーチが文章でコメントを付けることができます。文字数制限はありません。
書き込みと編集の権限はAdminとEditor、閲覧権限はすべてのメンバーに付与されます。
Publicで閲覧している非登録ユーザーは、ジャーナルの内容を見ることができません。

描画ツールの充実

画面左端のツールアイコンから描画ツールを呼び出します。
従来の描画ツールは、矢印、角丸の長方形の枠、直線のみでしたが、今回のアップデートで矢印が3種類(Pass、Run、Dribble)、図形が直線、楕円、角丸の長方形の3種類、そしてFree Drawで自由に線を描くことができるようになりました。
描画で使える色も、赤、黄、白、青の4色から、白、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫、黒の8色と増えています。
なお、描画ツールはタブレットサイズ以上の画面でのみ表示されます。

プラットフォームのパフォーマンス改善

プラットフォーム全体のパフォーマンスが最適化され、読み込み速度が向上しました。
ハイライトを数百登録したゲームでも、瞬時に読み込まれることで、必要としている場面を素早く探し出し、再生することができるようになりました。

 

Veoの発表リリース

コメント

Analyticsなど編集ツールが増えるに従い、試合映像の表示領域が狭くなっていき、デスクトップPCの画面でも見づらくなっていました。今回のインターフェイスの刷新により、デスクトップPCだけでなく、タブレットなどでも利用しやすくなった印象です。
描画ツールの充実も、タブレットでタッチペンを使う場面を想定しているのでしょう。