Veo Camの新モデル、Veo Cam 2のレビューを行っていきます。
Veo Cam 2は、2021年8月に発表されました。発表時点の出荷開始時期は2021年11月となっていました。
ところが、2022年になっても、あまり情報は出てきません。
発表直後から、注目のライブ配信機能に関連して、SIMカードの大きさやサポートしている周波数帯について質問を投げかけていましたが、返答はありませんでした。
2022年1月、不明点は実物を見れば分かるだろうと、意を決して、Veo Cam 2を注文することにしました。
その前に、これだけはサポートに確認しておこうと考えたのは、以下の点です。
すでにVeo Cam 1を使っているが、同じアカウントでVeo Cam 2を併用できるか?
答えは
問題なく使える
これで購入を決めたとサポート担当者に伝え、セールス担当者に繋いでもらい、メールでのやり取りを始めました。
早速、セールス担当者から、以下の確認項目が来ました。
それぞれ回答し、返信したところ、セールス担当者から注文内容の確認として、以下の項目と金額が送られてきました。
すでにVeo Cam 1を利用し、サブスクリプションとしてプランに入っていますので、併用するVeo Cam 2は本体のみの価格で追加できるかも、と考えていました。
その点に関しては、カメラごとにサブスクリプション契約が必要と言うことになります。
これからチーム(クラブ)で複数台のVeo Camを活用していこうと考えている方はご注意ください。
もうひとつ、Veo Liveオプションについてです。
当ブログでも指摘した通り、ライブ配信機能が日本国内で利用できるかどうか分からなかったので、外すことはできないか、確認しました。
Liveオプションは必要ない。必要になったときに追加することはできないか。
答えは
できない。Veo Cam 2はライブ配信カメラであり、Liveオプションは必須となる。ライブ配信が必要ないのであれば、Veo Cam 1を選択してください。
個人的には、Veo Cam 2で進化した機能はいくつもあり、ライブ配信機能以外の機能だけでも使いたいというニーズはあると考えますが、これもひとつの企業戦略です。受け入れることにしました。※
※【2022.8.30追記】Veo technologies社、Jerry Jarnald氏へのインタビューの中で、Veo Cam 1の販売終了に伴い、このLiveオプションが必須という方針は撤回されていることを確認しました。
セールス担当者に注文内容をそのまま了承する旨を伝え、正式な注文書を作成してもらうことにしました。
メールでOrder Confirmationが届き、内容を確認し、決済手段を選んで注文完了です。
この際、決済手段をクレジットカードにしたところ、利用できないとリジェクトされました。
しかし、直後にクレジットカード会社から電話があり、第三者による不正使用ではないか、との確認があり、本人である旨を伝えたところ、注文を完了することができました。
頻繁に海外から商品を購入しない方は、同様の措置となる可能性があります。その際は、慌てずクレジットカード会社からの連絡を待つか、カード会社に連絡してみましょう。
これらのやり取りの期間もあり、注文完了は2022年2月に入っていました。
注文完了してすぐに、セールス担当者から支払いを確認した旨のメールを受け取りました。
出荷待ちのリストに追加されたともあり、ひと安心です。
2022年2月末、新たなメールを受け取ります。
Veoから、Veo Cam 2を注文している人全員に宛てたもののようでした。
そこには、動作テストを繰り返しており、新機能の改善を図っているとして、Veo Cam 1との画質の比較ファイルが添付されていました。
そして最後に、Veo Cam 2の納品時期は2022年6月である、と書かれていました。
まだ数ヶ月待たなければならないこと、どうやらVeo Cam 2はまだ出荷開始されていないことを、そこで初めて知りました。
と同時に、上記の画像比較は、Veo Cam 2の性能を十分に期待させてくれるものでした。
2022年4月末、またメールを受け取ります。
Veo Cam 2の納品情報についてのアップデートで、あと数週間で出荷開始となるとのことでした。
注文分については、2022年6月予定となっていました。
その後、2022年5月後半になり、当サイトでも紹介した通り、VeoよりVeo Cam 2の出荷が始まったことがアナウンスされました。
2022年6月中旬、Veoからメールを受け取ります。
Veo Cam 2がもうすぐ届くので、ライブ配信機能を利用するための準備をしようという内容でした。
データプランの選び方(1ヶ月の試合数に応じた必要なデータ量の目安)、アプリをインストールしておくこと、通信事業者の選び方(アプリからIMEI番号を取得するにはアップデートを待つ必要があるため、IMEI番号を必要としない通信事業者が望ましいこと)などが記載されていました。
2022年6月中旬、Veoからメールを受け取った2日後、DHLからメールを受け取ります。
Veoから受け取った荷物を配達している、到着予定は8日後、というものでした。
さらに2日後、DHL輸入通関部担当者より、住所確認のメールが届きました。
どうやら連絡した住所の転記ミスがあったようです。
正しい住所を連絡し、DHL担当者からも確認した旨のメールの返信がありました。
ところが翌日、DHLより配達先不明とのメールを受け取ります。
前日に連絡した正しい住所が反映されていないのかと、案内にあったコンタクトセンターに電話し運送状番号を伝えると、通関部で正しい住所を確認していることがすぐに確認でき、都合の良い受け取り日時を伝えることもできました。
こうして多少のトラブルもありましたが、DHLからもらった到着予定日より何日か早く、Veoからの荷物を受け取ることができました。