Veo Camera ユーザーレビューブログ

Veoではできないこと

Veoを知った方は、こんなことはできるのだろうか、と様々な期待を抱かれることでしょう。
実際にできることと過大な期待のミスマッチは、望ましいことではありません。
このページではVeoではできないことを挙げておくことにします。

ライブ配信

スポーツ競技を撮影するカメラと聞けば、インターネット経由でライブ配信を期待する方も多いでしょう。
残念ながら、Veoには配信するための通信機能は持っていません。
また、ライブでの再生機能もありませんので、別途通信設備を用意しても映像を配信することはできません。

【2021年8月9日追記】2021年8月5日(現地時間)に発表された、2021年11月出荷開始予定のVeo Cam 2と、サブスクリプションサービスのオプションを組み合わせることによって可能となりました。

VAR(Video Assistant Referee)

Veoカメラには単体での再生機能はありませんので、試合中に直前のプレーを確認することはできません。

GLT(Goal Line Technology)

Veoカメラにはライブで映像を分析してボールがゴールに入ったか否かを判定する機能はありません。また、単体での再生機能はありませんので、試合中に直前の映像を確認することもできません。

STATS(Statistics)

Veoは、カメラで撮影した映像をクラウドサービスで自動編集してくれるサービスです。
試合開始と終了、ゴールなどを自動で判別してハイライト映像を生成してくれます。
ここまでできると、さらに進んで、個々の選手の走行距離やスプリント回数など、サッカー中継でお馴染みの数字が期待されますが、2021年7月現在では、そこまでできません。
AI分析の進化に期待したいところです。

【2021年8月9日追記】2021年8月5日(現地時間)に発表されたサブスクリプションサービスのオプション、Veo Analyticsによりヒートマップなど、いくつかの分析サービスが追加されました。