購入手続きに入る前に、veoの製品やサービスを利用できる環境があるか、何を選択すれば良いかを確認しましょう。
veoの製品やサービスを利用するには、以下のものが必要です。
veoカメラには、ファインダーも操作パネルもありません。画面の確認や操作はスマートフォンから行います。
カメラとの接続にはWi-Fiを使用しますが、ほとんどのスマートフォンがWi-Fi接続に対応しているはずですので、特に問題になることはないでしょう。
操作はスマートフォンのブラウザから行います。そのため、iPhoneでもAndroidでも構いません。
大きな画面で確認したい場合は、タブレットの方が良いかもしれません。
ただし、グラウンドに持っていくものですので、荷物にならないか、汚れたり壊れたりしないか、注意が必要でしょう。
veoカメラで撮影した映像は、veoのクラウドサービスにアップロードする必要があります。
1試合当たり数GBというファイル容量になりますので、従量課金ではなく、定額制のブロードバンドサービスに加入していた方が良いでしょう。
また、アップロードはカメラ本体のコネクタにネットワークケーブルを接続する形で行いますので、ルータなど有線LANの端子がある機器が必要です。無線LANのみのブロードバンドサービスでは、接続できないので、注意しましょう。
veoでは、撮影した映像の編集はクラウドサービス上で行います。クラウドサービスはブラウザからアクセスしますので、パソコンは必須ではありません。
ただし、やはり大きな画面の方が見やすいですし、操作もしやすくなります。また、ブラウザ上で動画がスムーズに再生できるだけの性能も必要です。
その意味で、スマートフォンですべてをこなすのは難しいかもしれませんが、充分な性能があれば、タブレットでも大丈夫でしょう。
なお、特にアプリケーションソフトは必要としませんが、veoのクラウド上で編集した映像をさらに加工したり、チームメンバーと共有したりするためには、他のアプリを使うと便利なこともあります。
veoのクラウドサービスは以下のようにプランが設定されています。
いずれを選ぶかは、注文する前に決めておく必要があります。
クラウドサービスへのフルアクセス
アップロードする撮影データ容量無制限
こうしたクラウドサービスでは、アップロードしたファイルの容量に上限があったり、容量に応じた課金があったりしますが、そうした金額設定になっていないのは分かりやすく、助かります。
月額料金 €32(月払い)、€26(年間一括支払い)
登録チーム 3チームまで
対象競技 3競技まで
登録アカウント 4名まで
ハイライト映像のみダウンロード可能
少人数で利用するケースでは、お試しに良さそうなプランです。
ただし、フル映像をダウンロードできないのは、他のサービスで映像を利用することを想定した場合には、大きな制約となりますので注意が必要です。
月額料金 €35(月払い)、€29(年間一括支払い)
登録チーム 1チームのみ
対象競技 1競技のみ
登録アカウント チームメンバーまで制限なし
ハイライト映像とフル映像をダウンロード可能
一般的な草サッカーチームでしたら、このプランが適当でしょう。
月額料金 €59(月払い)、€49(年間一括支払い)
登録チーム 無制限
対象競技 1競技のみ
登録アカウント クラブメンバーまで制限なし
ハイライト映像とフル映像をダウンロード可能
年代別や男女別など、内部に複数のチームを持っているクラブは、このプランが適当です。
複数のチームのメンバーをひとつのチームとして登録しても良ければ、Team Planでも良いかもしれませんが、そこは分けておきたいというニーズは高そうな印象です。
他には、競技団体や大会主催者、フットサルコートのオーナーなどにも良いかもしれません。
また、複数のチームを掛け持ちしている個人が利用する場合も、このプランがちょうど良さそうと、実際にこちらを利用しています。
月額料金 €67(1年契約)、€60(2年契約)
登録チーム 無制限(1チームのみ登録も可、2年契約で€26)
対象競技 無制限(1競技のみ登録も可、2年契約で€45)
登録アカウント スクールメンバーまで制限なし
ハイライト映像とフル映像をダウンロード可能
複数のスポーツ競技を運営しているクラブ、いわゆるスポーツシューレのような団体は、このプランが適しています。当初はチーム数や競技を1つから始めることもできるようです。
Veoではカメラを固定するためのオプションを用意しています。原則として必須となっていますので、使用する環境に合わせて選んだ方が良いでしょう。
全高:366cm
縮長:107cm
重量:4kg
全高:380cm
縮長:170cm
重量:11kg
全高:730cm
縮長:175cm
重量:11kg
不明(Stadium Mountと同じものか)
不明(Stadium Mountと同じものか)
競技は以下の選択肢が用意されています。いずれも長方形のフィールドで行う球技ですので、基本的な利用の仕方は変わらないでしょう。編集工程で差があるのかもしれませんが、サッカー以外の競技で試された方の情報をお待ちしたいところです。
サッカー(フットサル、ソサイチ)
バスケットボール
ラグビー
アメリカンフットボール
ホッケー
ラクロス
バレーボール
ハンドボール