Veo Camera ユーザーレビューブログ

iOS向けVeo Cameraアプリが日本語対応!

Veoは、2023年3月1日にiOS向けVeo Cameraアプリのバージョン2.15.0を公開、日本語(およびスペイン語)に対応しました。

ここでは、Veo Cameraアプリの各画面を見ながら、日本語化のクオリティを確認していきます。

言語設定

アプリを起動させたら、右下の「Settings」メニューからLanguageを選択、各国語が並んでいる中から「日本語(Japanese)」を選びます。
確認ダイアログが表示されるので、「確認する」で言語が日本語となります。

もっとも、この手順は基本的に必要ありません。
iOSの言語設定に合わせているようで、iOSを日本語で使っていれば、自動的に日本語表示となります。
意図して英語など他国語表示で使っていて、日本語にしたいときには、必要となる手順です。

起動画面

ユーザーインターフェイスは、直前のバージョン2.14.1を踏襲したものとなっています。

バージョン2.14.0から追加されたバグレポート画面も日本語になっています。
問い合わせた先で日本語が利用できるとは限らないかもしれませんが。

カメラとWiFi接続する際の待ち画面も日本語化されています。

バージョン2.14.0から追加された、カメラとWiFi接続できなかった際の表示画面も日本語化されています。
ちなみに、このページでの指示はカメラの再起動ですが、WiFi接続を繰り返し試した方が手早く接続できることがあります。

プレビュー画面

プレビュー画面も録画開始ボタンが日本語化されています。丁寧に助詞が入っています。

プレビュー画面の右上の三点メニューをタップすると、選択肢が表示されます。
「Recordings」が「録画」となっています。間違ってはいませんが、少し分かりづらいかもしれません。

録画メニュー

「録画」を選択して表示されるのは、カメラ内に保存されている録画した試合映像の管理画面です。

録画した試合映像がない場合の表示です。

録画した試合映像がある場合は、リスト形式で表示され、右の三点メニューをタップすると、映像に対する操作を行うことができます。

たとえば、削除を選択した場合は、確認のダイアログが表示されます。
ここの表示では「録画」が「録音」となってしまっています。

設定メニュー

プレビュー画面の選択肢から、カメラ設定をタップすると、カメラのステータス画面となります。

「ストレージ」は、ストレージ全体と使用している量の数字が逆になっています。元の英語が「xxMB of xxGB used」なので、そのままの順番になったのでしょう。
数字の大きさとグラフで把握できますが、正しくは「xxGBの内、xxMBを使用」となります。

下から二つ目の項目は元の英語が「Internet service」ですので、明らかに誤りです。「インターネットサービス」とすべきでしょう。

インターネットサービス(イーサーネットサービス)をタップすると、インターネット接続の状況を確認できます。
日本語に問題はありませんが、この画面から、まだ日本国内のSIMカードには対応していないようです。

概要のページの中は、きちんと日本語化されています。

試合の録画

プレビュー画面からインターネットに接続されていない状態で「ライブストリーム+録画」をタップするとエラー画面が表示されます。

エラーの文言は問題ありませんが、エラー表示を消すための「OK」が「オーケー」となっています。
間違ってはいませんが、そのまま「OK」とするか、「了解」などとした方が、違和感はないでしょう。

プレビュー画面から「録画を開始」をタップすると、録画が開始されます。
画面下のボタンが「録画を停止」に変わり、試合が終了したら、こちらをタップします。

録画を停止すると、試合映像のファイルに名前を付けるダイアログが表示されます。
このダイアログ名が「Name recording」のままになっています。「録画に名前を付ける」もしくは「録画にタイトルを付ける」などとしたいところです。
また、ここでも「オーケー」が使われています。

なお、ダイアログの中に説明がありませんが、空白のままにしたい場合は、「キャンセル」をタップします。

日本語化の状況

海外製品や海外発のアプリでは、おかしな日本語に出会うことは珍しくありません。
今回のVeo Cameraアプリの日本語化は、初めての日本語対応にしては、頑張っていると評価します。
もちろん、上記で指摘したような間違いや適切でない表現も見受けられましたので、今後も改善していってほしいところです。

なお、Android向けのVeo Cameraアプリも日本語化されています。
バージョンアップ時に更新内容が明示されていなかったようですが、2023年1月頃に対応していたものと見られます。